トリニータ 再建計画未達成の見通し

■トリニータ　再建計画未達成の見通し　「批判受ける」
2010年11月6日 01:25 カテゴリー：九州 > 大分

会見で経営状況を説明する青野浩志社長
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　サッカー・Ｊリーグ２部（Ｊ２）の大分トリニータの青野浩志社長は５日の記者会見で、２０１１年１月期決算
見通しで当期純利益が経営再建計画を２億７９００万円下回ることについて「甘んじて批判を受けたい」と語
った。計画初年度から目標を達成できない事態に、クラブ再生の道のりの険しさが際立った。

　青野社長は、１１年１月期の純利益が３７００万円の見通しで、計画の３億１６００万円を下回ることに「県
民、企業、自治体の３者の協力の合意を得たが、うまくできなかったのが反省だ」と語った。

　年間チケットの購入を県民に広く呼び掛けてきたが、販売席数は目標の１万３千席に対し８２４０席。新規
スポンサーの獲得にも苦戦し、収入は計画より２億６３００万円下回ると予想。支出も計画より５９００万円
膨らむとされ、青野社長も「（支出見通しの）詰めが甘かった」と弁明。計画全体は「現実的でなかったこと
はない」との姿勢を崩さなかった。

　債務超過の解消は、Ｊ１復帰の条件として成績以外に加えられている。１４年１月期に債務超過を解消す
る計画だが、１１年１月期の超過額は１１億３千万円で、計画の７億２３００万円に大きく届かないとみられる。
債務超過解消の時期が遅れる可能性について、青野社長は「来季の利益をどれぐらい見込むかで変わる」
などと述べるにとどめ、来季の予算編成に全力を挙げる考えを示した。

＝2010/11/06付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208065

これはもうだめかもわからんね。